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仙台せり

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仙台せり
名取川の伏流水が流れ、せり栽培はその恩恵に与る形で長年続けられてきました。
せりという名前は、「競り合う」ように群生しているその姿に由来します。
おいしいせりの見分け方
見た目:青々としているもの
かたち:根が白く太くて素直にまっすぐ伸びているもの。
保存方法
①水を含ませた新聞紙(2枚重ね)全体を包む
②冷蔵庫内に立てた状態で保存

食味アイコン 食味

香味野菜。季節によっても味が異なり、様々な風味や味・歯ごたえが季節ごとに味わえます。
おいしいせりの見分け方は、見た目が青々としているもので、かたちは、根が白く太くて素直にまっすぐ伸びているものがポイントです。

調理・加工アイコン 調理・加工適正

おひたしや胡麻和え。せり根は天ぷらやかき揚げにするとおいしいです。冬はせり鍋、きりたんぽにしてもおいしいです。
下茹でし、水にさらしてあく抜きをすると食べやすくなります。
保存方法は、
①水を含ませた新聞紙(2枚重ね)全体を包む
②冷蔵庫内に立てた状態で保存
http://www.ja-natoriiwanuma.or.jp/product/recipe_seri.php

生産規模 16.2ha。59戸。
生産の見通し 簡単に栽培できるものでもない上に家族労働に依っていることもあり、減少してきているが、現状維持しつつ拡大に努めたい。
栽培のきっかけ 江戸時代より地元で野生の栽培が始まり、名取川の伏流水が流れ、せり栽培はその恩恵に与る形で長年続けられてきました。名取の特産品です。
せりという名前は、「競り合う」ように群生しているその姿に由来します。
現在の取引先 東京卸売市場10社。青森・仙台など地元市場。札幌の市場。
外食・中食との取引の意向 特にないが、市場を通じて、スーパーや飲食店に販売されている。
その他 ・暑くても寒くてもだめで水管理が重要となる作物です。名取と仙台の間にある湧水で栽培していましたが、現在は井戸水を使用し、冬でも井戸水をかけ流し、年間10℃を維持しています。
・大きな田んぼでは一斉に収穫しなければなりませんが、小さな区割りした田んぼで栽培し、収穫時期を細かくずらしています。

・「仙台せり」は夏場の一時期を除いて周年で市場に出荷しています。季節ごとにさまざまな風味を持っていますが、冬が来る前が特においしいです。
・茎と根の間がおいしく、カモもこれを食べてしまうため、網を張るなどして防御しています。
・年明けの需要期が過ぎると価格が下がるので、どんどん使えます。

・Lサイズは40〜50cm、Mサイズは39cm以下。一束100gで10本束ねたものに帯をつけ、100gに30入れて3kg。
・「仙台せり」は根を付けたまま出荷しています。

お問い合わせ先

JA名取岩沼園芸課

engei@ja-natoriiwanuma.jp(担当:菊地 昇)