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短冊に切って三杯酢で和えたものであれば、シャキッとした歯ざわり。とろろで食すれば、ふんわり感と粘りの強さがのどに伝わってくる。
食べ方は豊富だが、代表的なのは「とろろ」。強い粘りのとろろにだしを入れ、熱々のご飯にかけていただきます。他に酢の物、団子汁、磯辺揚げ、お好み焼、ピザ、チップス。菓子や麺類、かまぼこのつなぎとしても活用されている。
生産規模 | 生産者20名 栽培面積6ha |
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生産の見通し | 連作が出来ないため、作付適地の確保が難しい。また作業の機械化が困難で手作業主体となっているため、面積の拡大や後継者の確保が困難。 (1年作ったら、2年間は水稲、3年から丸いも栽培) |
栽培のきっかけ | 大正年間に、お伊勢参りの土産とした「伊勢いも」を栽培したのが始まりと云われている。昭和9年の手取川の大洪水にて、生産地に川砂が堆積、形状が丸くなる土壌となった。 (それまでは伊勢いもと同じで丸くなかった。元々湿田で泥地帯であったが、川砂が混じり土壌密度が粗くなった) |
現在の取引先 | 贈答用での直接取引・関西の卸問屋・食品加工業者・自店加工事業・地元酒造メーカー・ゆうパック |
外食・中食との取引の意向 | 形状の良いもの(丸いもの)は、贈答用での販売となるため、規格外品の利用を希望している。 (贈答用が多いため、加工は少ない。規格外品の多少は年によってムラがある) |
その他 | すり下ろしたとろろをつまみ上げると2〜30㎝も伸びる。粘りの成分ムチン(蛋白質・マンナン・リン酸が結合したもの)が長いもより多く、水分含有量が少なくて強い粘りがある。栄養価も高く、ムチンは胃潰瘍などの予防にも良いとされ、蛋白質の吸収を促すため消化吸収が良くなり、疲労回復や滋養強壮にも役立つとされている。また、授乳期の母親が食べると母乳がたくさん出るとも言われている。 |
お問い合わせ先
JA根上 丸いも部会
石川県能美市五間堂町丁68
TEL0761-55-1508(担当:澤田 秀雄)
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苦味、辛味があり香りがよい。
漬物、お茶(粉末、液体両方)あえもの(酒かす、ごま、ピーナツ、白あえ)味噌汁、てんぷら、サラダ(生食、春先収穫のがベスト)きのこと一緒にいためる、粉末にして白玉団子
生産規模 | 58戸、5.6ha |
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生産の見通し | H29には6.5haまで増やす予定 |
栽培のきっかけ | 昭和40年代には作っていたが、廃れてしまった。平成13年から、県の農業試験場で、血圧を下げる効果があることがわかり、平成15年に、役場とJAが連携して、産地価値を追求するために、生産を開始した。当初は30戸だった。旧の中島役場から生産者の募集があり、始めてみた。 |
現在の取引先 | JAのみ |
外食・中食との取引の意向 | - |
その他 | 血圧を下げる効果 |
お問い合わせ先
JA能登わかば営農部
TEL0767-53-8502